前回、紙とペンを持って、20人に聞きに行くと書きました。
聞いてきました。そして、思い知りました。
自分がいちばん自信を持っていた仮説が、ひとつ、崩れたんです。
📝 3行サマリー
- 😨 いちばん怖いのは「思い込みのまま作ること」。惚れ込んだ企画ほど、確かめずに突き進みやすい。
- 📝 だから、作る前に20人に聞いた。しかも、自分の仮説を“否定しにいく”聞き方で。
- 💥 結果、自信のあった仮説がひとつ崩れた。何が崩れたかは、次回、数字ごと公開します。
😨 いちばん怖いのは、思い込みで作ること
企画を進めていると、だんだん自分の考えが正しく思えてきます。
「これは、絶対に困っている人がいる」。「この痛みは、みんな抱えているはずだ」。考えれば考えるほど、確信が深まっていく。
でも、これがいちばん危ない。惚れ込んだ企画ほど、確かめないまま突き進んでしまうからです。そして、誰も要らないものが、きれいに完成する。
それだけは、避けたい。だから、作る前に、外に出て聞くことにしました。
📝 わざと、自分の仮説を“否定しにいった”
聞き方には、ひとつ決めごとを置きました。自分の仮説を、応援するのではなく、否定しにいくことです。
人は、自分の信じたいものを裏づける声だけを、つい集めてしまいます。「ほら、やっぱり合っていた」と安心したいからです。
でも、それをやると、アンケートはただの“思い込みの追認”になる。だから、あえて逆を確かめる質問を混ぜました。「本当にそうか? 違うんじゃないか?」と、自分に突っ込む形です。
願望ではなく、過去の行動を聞く。数字で出す。都合の悪い答えも、そのまま数える。そう決めて、20人ぶんのアンケートシートを集めました。
💥 そして、ひとつ崩れた
集まったアンケートシートを、一枚ずつ数えていきました。
正直に言います。私には、「これだけは絶対に当たっている」と思っていた仮説がありました。GOOD JOB という企画の、いちばん奥にある前提です。
その仮説が、数字の上で、支持されませんでした。ゼロではない。でも、自信の大きさに、まるで見合わない結果でした。
アンケートシートを見つめながら、少し、うろたえました。——ここまで信じていたのに、と。
🧭 でも、これは“負け”ではない
落ち込みかけて、思い直しました。これは、聞きに行かなければ一生気づけなかったことです。
もし聞かずに作っていたら、崩れた仮説の上に、アプリを丸ごと建てていました。完成してから気づくより、紙とペンの段階で気づけたほうが、はるかにいい。
そして、私はこう決めています。想定と違っていたら、コンセプトから作り直す。惚れ込んだ形にしがみつくより、そのほうが、ずっと誠実です。
🌱 まとめ(次回への予告)
今回は、20人に聞いて、自信のあった仮説がひとつ崩れた——ここまでです。
次回、その中身をぜんぶ公開します。どの仮説が崩れたのか。その数字は何票だったのか。そして、崩れた代わりに、もっと強い“共通の痛み”が浮かび上がってきた話も。
売上はゼロ、開発も未着手。それでも、この20枚のアンケートシートは、どんな数字より価値がありました。次回、そのまま持ち帰ってお見せします。
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この記事を書いた人|スズエ
73歳・現役の英語塾講師。米国留学5年・SF州立大学卒、元・企業CEO専属の通訳/翻訳。プログラミングは一切できない非エンジニアです。それでもAI(ChatGPT・Claude)を相棒に、一度は眠らせた約1,500記事を蘇らせながら、24時間自動で動くブログを運営しています。「この歳でも、AIとならまだ新しいことに挑戦できる」——そのリアルな試行錯誤を、実話で発信中です。
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