前回、「日本人の目が怖い」という私の仮説は、崩れました。1対5の完敗でした。
もう、この仮説は捨てよう。そう思っていました。
ところが、聞く相手を変えたら、話が引っくり返ったんです。
📝 3行サマリー
- 💥 前半(大学生中心)では 1対5 で崩れた「日本人の目」仮説。
- 🔄 大人と海外経験者を入れた後半は、9対5 で逆転。累計は10対10の互角まで戻った。
- 🧭 「誰に聞くか」で結論が変わる。だから、まだ決着させない。もう少しだけ聞く。
💥 一度は、完敗だった
おさらいします。私の仮説は、「日本人は、周りに日本人がいると、英語を話すのが怖くなる」でした。
最初の20人(大学生が中心)に聞いたとき、この仮説はきれいに外れました。「気になる」側が、ほとんどいなかったんです。私は、負けを認めました。
でも、ひとつ引っかかっていました。この20人には、留学や海外在住の経験者が、ひとりもいなかった。旅行の当事者でもない。——本当に、この人たちの答えだけで、決めていいのか?
🔄 相手を変えたら、逆襲が始まった
そこで、聞く相手を広げました。40代から60代の大人、そして、海外経験のある人です。
すると、数字が動き出しました。前半と後半を、並べてみます。
| 日本人がいると気になるか | 前半(大学生中心) | 後半(大人・経験者) |
|---|---|---|
| 気になる(すごく+少し) | 1 | 9 |
| 気にならない | 5 | 5 |
前半は1対5の完敗。ところが後半は、9対5の逆転です。累計では10対10、ちょうど互角まで戻りました。
崩れたと思った仮説が、むくりと起き上がってきた。正直、鳥肌が立ちました。
🔍 誰が「気になる」と答えたか
面白いのは、中身です。「気になる」側に振れたのが、誰だったか。
ひとりは、初めて回答に加わった留学経験者。もうひとりは、ほとんど英語が話せない、と自認する40代。この人が、唯一の「すごく気になる」でした。
ここに、意味がありそうでした。海外で恥をかいた経験がある人ほど。英語に苦手意識がある大人ほど。「日本人の目」が、重くのしかかっている。——ただの偏りでは、説明しにくい動き方です。
🧭 だから、まだ決着させない
ここで、大事なことを自分に言い聞かせています。「逆襲した、勝った」と、飛びつかないこと。
今わかったのは、「勝ち負け」ではありません。誰に聞くかで、結論が変わるということです。若い人には響かず、大人や経験者には刺さる。それ自体が、大きな発見でした。
10対10は、まだ互角。決着はついていません。だから、この仮説がいちばん刺さりそうな層——大人と、海外経験者——に絞って、あと少しだけ聞きます。そこで、白黒はっきりつけます。
🌱 まとめ
崩れた仮説は、相手を変えたら逆襲してきました。0対5から、9対5へ。
もし最初の20人だけで「この仮説は死んだ」と切り捨てていたら、私は大事なものを見落としていました。数字は、母集団とセットで読む。ひとつの集計で、結論を急がない。今回、それを骨身にしみて学びました。
売上はゼロ、開発も未着手。それでも、この“逆襲”は、企画のいちばん奥を、もう一度立たせてくれました。次回は、その奥から見えてきた、もっと生々しい構造の話をします。
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この記事を書いた人|スズエ
73歳・現役の英語塾講師。米国留学5年・SF州立大学卒、元・企業CEO専属の通訳/翻訳。プログラミングは一切できない非エンジニアです。それでもAI(ChatGPT・Claude)を相棒に、一度は眠らせた約1,500記事を蘇らせながら、24時間自動で動くブログを運営しています。「この歳でも、AIとならまだ新しいことに挑戦できる」——そのリアルな試行錯誤を、実話で発信中です。
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