【アプリプロジェクト#6】口を閉じさせていたのは「上手い日本人」だけだった

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前回、「日本人の目が怖い」という仮説が、逆襲してきた話を書きました。

でも、20枚のアンケートシートを読み返すうちに、もっと正確な言い方が見えてきました。

怖いのは「日本人」ではない。「上手い日本人」だけだったんです。

📝 3行サマリー

  • 🔍 「日本人がいると話せない」は、雑すぎた。隣にいる人の“種類”で、結果は真逆になる。
  • 🧊 英語が上手い日本人が隣にいると、口が閉じる。でも、片言の外国人や友達が隣だと、話せる。
  • 🎯 敵は「人の目」ではなく「採点される感覚」。だからGOOD JOBは、採点しない道具にする。

🔍 同じ「隣に人がいる」でも、結果が真逆だった

アンケートシートを読み比べていて、はっとしました。同じ「隣に誰かがいる」状況なのに、結果がまるで逆に分かれていたんです。

隣にいた人どうなったか
英語が上手い日本人自分は、あまり言わなかった
英語が話せるフィリピン人教えてもらいながら、接客できた
友達(日本人)精神的に支えられて、話せた

同じ「日本人が隣」でも、上手い日本人だと口が閉じ、友達だと話せる。国籍の問題ではありませんでした。

🧊 口を閉じさせるのは「採点される感覚」だった

では、上手い日本人の何が、そんなに怖いのか。

答えは、たぶん「採点」です。相手が英語を分かるから、自分の下手さが、その場で丸わかりになる。間違えたら、心の中で採点される。——そう感じた瞬間、口が動かなくなるんです。

逆に、片言のフィリピン人や、英語が得意でない友達が隣にいると、採点する人がいない。だから、安心して口が動く。「意外となんとかなる」が、そこで起きる。

つまり、敵は「人の目」そのものではありません。「採点される」という感覚でした。ここまで絞れて、ようやく芯を掴んだ気がしました。

🧭 私自身も、同じ壁を越えていた

思い返せば、私にも覚えがあります。

留学したての頃、うまく話せない自分が、ずっと恥ずかしかった。踏ん切りがついたのは、中南米から来たクラスメートたちを見たときです。文法なんて気にせず、堂々と、間違えたまま話していた。

採点を、誰も気にしていない。その姿を見て、私の口も、やっと動きました。40年以上前の私と、今回のアンケートの声が、同じことを言っていました。

🎯 だから、GOOD JOB は「採点しない」道具にする

ここまで来て、アプリの役割が、はっきりしました。

GOOD JOB は、発音を直しません。文法を採点しません。「もっと正しく」とも言いません。ただ、言える最小の一言を、そっと差し出すだけ。

採点する上手い日本人の、正反対の存在。隣にいてくれる、片言の味方。それが、この道具の目指す場所だと、アンケートが教えてくれました。

🌱 まとめ

「日本人の目が怖い」は、雑でした。正しくは、「上手い日本人に、採点される感覚が怖い」。

この一段の解像度は、机の上では出ませんでした。20枚のアンケートシートの、真逆に分かれた証言があって、初めて見えたものです。

売上はゼロ、開発も未着手。でも、「誰の、どんな痛みを、どう軽くするのか」が、また一段くっきりしました。次も、アンケートシートが教えてくれたことを、そのまま書いていきます。

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この記事を書いた人|スズエ

73歳・現役の英語塾講師。米国留学5年・SF州立大学卒、元・企業CEO専属の通訳/翻訳。プログラミングは一切できない非エンジニアです。それでもAI(ChatGPT・Claude)を相棒に、一度は眠らせた約1,500記事を蘇らせながら、24時間自動で動くブログを運営しています。「この歳でも、AIとならまだ新しいことに挑戦できる」——そのリアルな試行錯誤を、実話で発信中です。

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